Google アナリティクス認定資格とは
Google アナリティクス認定資格とはGoogleが公式に認定しているGoogle アナリティクス 4の資格になっています。公式ページには下記のように書かれています。
Google アナリティクス 4 を活用して、有用な分析情報を取得し、マーケティング上の意思決定を行う能力があることをアピールしましょう。認定を受けると、プロパティの設定と構成、各種レポートツールや機能の使い方など、Google アナリティクスを理解していることを証明できます。
Google アナリティクス認定資格を取得すると、以下の能力があると認められます。
Google アナリティクス認定資格
- ウェブサイトまたはアプリ用に Google アナリティクス 4 プロパティを設定する
- ビジネスに必要なデータを収集し、各種レポートツールや機能を使用する
- オンライン マーケティング活動の効果を示す主な測定機能を認識する
上記の通り、GA4の初期設定から各種レポートや探索機能の範囲まで網羅されています。ただし、実際の画面を操作するような問題はないため、広く浅く問われるような試験になっています。
また、試験の仕様については下記のようになっているため、気軽に受験しやすくなっています。
受験費用:無料
問題数:50問
制限時間:75分
合格基準:80%以上の正解
不合格の場合:1日以上あけて再受験
受けようと思ったきっかけ
私は通信系の会社でデータ活用の仕事をしています。その中で、サイトのデータ分析をする際に、GA4を触る機会が増えました。それまでは生データを触って、RやpythonやTableauで集計することが多かったので、GAを触った時には結構感動しました。
感動した点は
・GTMに測定IDなどの簡単な設定をするだけで、データの収集ができる。
・SQLやコーディングをしなくても大量データを簡単に集計できた。
・探索機能を利用すれば、目標到達プロセスといったサイトの改善すべきポイントを簡単に洗い出すことができた。
ただ、逆にわかりづらい点もあり、
・個人情報保護の観点で、データを故意に欠損させることがある。
・GAUAとセッションやユーザ数の考え方や直帰率などの概念が異なる。
といった点に苦労していました。
そのため、一回体系的に学んでみたいなと思い、資格を取得してみることにしました。
勉強方法
勉強するのに利用した教材はGoogleの公式が挙げているスキルショップの学習コンテンツだけ見て、受験しました。コンテンツについては3時間半くらいで終わるようになっており、勉強してすぐに受験できるくらいの量になっています。
また、普段からGA4を触っている人からすると当たり前な内容も多いため、自身のある方はこのコンテンツを学習せずに受験して、十分に合格できると思います。
試験本番
試験は2023年3月に受けました。試験は家のPCで受験し、特に監視などもありませんでした。試験自体は75分のうち40分前後で解き終えて、無事に合格することができました。
まとめ
資格自体は取得して良かったと思います。
・GA4に対する自信がつきました。
・GA4に対する不得意な分野があることを把握できたのと、その範囲を一定レベルで理解ができました。(自分の場合は広告と連携した分野が苦手でした。)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。